Say Love Me Girl

推しとおたく

ぽかぽかWinter -エーステ 冬単再演-

 

こんにちは。

「MANKAI STAGE『A3!』~WINTER 2021~」を、ついに!やっっっっと!観ることができました!

 

 

劇場について

会場は初めましての立川ステージガーデン。東京駅から40分くらいかかるし、すぐ近くにIKEAがあるので田舎なのかと思っていましたが(ド偏見)、駅から会場に向かう一本道に食べ物屋さんがたくさんあって、意外と栄えてるんだな〜と思いました。

座席は一階の段差なしエリアの後方下手の本当に端の端って感じで、うわ〜…と思ったのですが、斜め前が空席だったのでそこそこ見えました。ただ、一幕劇中劇のときだけそこに人が座っていて、舞台中央が何にも見えなくて、もう…イヤッ!ってなりました。ずっとこれだったら耐えられないよ…わたし……。でも、ここにはまた来ることになりそうだから、仲良くしなきゃね。うーん、そうだな〜、いいところは座席の前後間隔が広いこと。今は、それだけ。

 

 

 感想

「俺たち冬組の芝居、見ててくださいね。カントク!」からの雪がひらり、からの♪Brand new worldで「私、いま冬単を観てるんだなあ...」なんてぼんやり思った。そうしたら、各組のロゴが付いてるMANKAI カンパニーです!って感じの枠(?)の照明がじんわりと明るく光って、それを見て「ああ…暖かいな〜〜……」って胸がぎゅっとなりました。とても暖かい冬でした。

今回、照明がとっても綺麗じゃないですか??私が好きなのは、ミステリの志岐さまが襲撃されるシーンの薄暗い感じからの、相馬さんの顔を照らす明かりの感じとか。第二幕で丞と東さんが一緒に見る朝日が登って光が部屋に差し込む感じとか。初演から変えているのか、映像だけでは感じられなかっただけなのかは、よく分かりませんが、とっても綺麗で新しい発見でした。

 

 

 ◆ミステリ

いい……!もっと好きになった。

「刑事さんが犯人とは痛快でした」のとき、後ろで椅子を段の上にセットしている鷺島の手つきが丁寧で、執事らしくて、かっこよくて、きゅん…とした。いや〜、あの執事衣装とっても好き。

静馬さんと相馬さんの演技が初演と違った気がした。静馬さんはどっしりと構えたより落ち着いた印象になっていて、そわそわと落ち着きがなくて怪しい最初の相馬さんとの対比がよりはっきり見えてきて、おもしろいな〜と思いました。相馬さんはクズっぷりがパワーアップ!ドンドンドン!初演と比べて開き直り具合がすごくて、うわ!やだ!嫌い!って思いました。草薙嬢かわいそう…。

頭が悪いので、「相手の気持ちになって考える」はラストの「愛される兄に殺されることを選んだのかもしれませんね」に効いてるんだなあ〜〜〜と今更気がついたよ。なるほどな〜〜〜〜。

 

 

◆真夜中

歌がうまくなっている…!特に玲央、♪君の血が誰より「欲しいんだ…」とかセリフっぽくなってたり、歌に感情がすごい乗っててよかった。

泉さんは初演のときは好青年って感じだったけど、今回は何というかその辺にいそうな大学生って感じがした。あとは、本性を表したあとの演技が結構変わってて、初演は狂気って感じだったけど、今回は吸血鬼に対する憎悪の感情が見えてとても印象に残ってます。この人は吸血鬼に親でも殺されたのか??気になる。泉さんのスピンオフお願いします!綴先生!!このあたりは、そのときの気分(?)によって違いそうだから、また今度観るのが楽しみなところのひとつ。

フランツは喋り方から人間じゃない感が増してて、この対比から玲央は人間寄りの吸血鬼ってことが見えてきて、ほォ〜〜〜ン…と新たな発見があった。あとは、足をぷらぷらさせて座ってるところがかわいいです。

玲央の青いマグカップに泣すがる浩太、大好きなんですよねえ…。マグカップ以外にも歯ブラシとか玲央用のものが家に残されてるんだろうな〜〜って思ったら……。う〜。

 

 

ご機嫌な紬さん「コーヒー買ってきたよ〜ん」??

 

 

♪to bloom… やっと聴けたよ…!やったね!

 

♪13月 紬さんのクソデカ「フォー!シー!ズンズ!マンカァイ!!」を聴くと本当に顔がにこにこしてしまう。いっぱい声出してくれてありがとうね。

 

 

今回、咲也くんと雄三さんが追加されて紬さんの冬組の関係性、距離感に対する悩みの部分が深掘りされていてよかったなあ、と思いました。とても意味のあるいい追加でした。

紬さんはいつも首を痛めたポーズをしているね。

 

 

再演だけど、変わっているところがいろいろあって新鮮な気持ちで楽しめました。本当に楽しかったし、元気いっぱいになりました。