Say Love Me Girl

推しとおたく

『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -Battle of Pride- 感想

こんにちは。『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -Battle of Pride- 大阪2日目昼公演に行ってきました。大阪はコロナが広まる前にギリギリ行ったきりだったので、なんと約一年半ぶりです。おみやげに551の豚まんとりくろーおじさんを買って帰ったのでごきげんです。おいしい。

 

会場

丸善インテックアリーナ大阪、初めまして。まあよくあるアリーナ。駅から近い。

開演1時間前に会場に着いて、物販は40分くらい並びました。思ったより列が進まない…。というか、最近通販のみのグッズ販売が多かったから物販に並ぶのもすごい久しぶりです。

座席はいつも通り席運がないのでスタンド席でした。センターステージよりちょっと後ろくらいの位置かな。わたしの周りは空席のほうが多かったです。多分スタンド席はグループごとに左右一席ずつ空けてるっぽいけど、それ以上に空席。やっぱり両隣に人がいないと快適!!!

 

感想

すごい楽しかった!!原作は未履修でキャラもよくわかってないし、舞台もtrack3しか観てないので、ほぼほぼ知らない曲なんですが、とっても楽しかったです。光り物付けて曲に合わせて腕振ってたらとりあえず楽しいんです。

お芝居パートもあるのかと思いきや、曲の合間に少しある程度でほとんどずっと歌ってました。だから、2時間ずーっと立ちっぱなしで、右手にリングライトをはめてハンドサインして腕を振って、左手ではオペラグラスを覗いたりクラッピングスティックを振ったり、となんだか忙しかった。腕がもう一本必要でした。オーディエンスキットに入っていたクラッピングスティックが意外と便利で、なんと手が痛くならない!すごい!

演出は意外にもスタンダードなライブって感じでした。メインステージから出てきて、途中で花道通って、センターステージでちょっと歌って、またメインステージに戻って終わり!みたいなパターンが多くてちょっと単調に感じちゃったな…。いつもの動く網戸は使われなかったけど、今回は各ディビジョンのリーダーが光る旗を持ってきてテンションが上がりました。私があの日いちばんはしゃいでいたのが、この旗!LED VISION FLAGというらしいです。旗が!光ってる!すごい!お金が!かかっている!!

新曲の「Bounce, Bounce, Make it Bounce…」のところの手の動きが永遠にうまく出来なくて悔しい…。このフレーズ何回も出てくるのに、なんでこんなにリズム感ないんだろう…って思ったけど、楽しかったからいいです。

ディビジョンごとの曲は、初めて聞いたけどアサクサ曲がお祭りチックで楽しくてとても好きでした。あと、やっぱりナゴヤ曲がめちゃくちゃノリやすくて好き。メインテーマリレーもとっても楽しかったな。

終盤で新衣装にお着替えがあるんですが、全員黒いからすぐに見失う!公演後にTwitterに上がる写真でやっとみんなかわいい服着てるって気がついたんだけど、道頓堀ダイバーズのお衣装がめちゃくちゃかわいい〜〜〜!3人お揃いで青いラインが入ってるのかわいくないですか????かわいいね。

 

24金マジックで簓さんの扇子が壊れちゃったけど、途中で曲に合わせて真っ二つにびりびりに破いてちゃんと笑い取って帰っていったのおもしろすぎた。しかもばっちりカメラで抜かれてるタイミングで完璧でした。ええ〜…好き……(ちょろい)めちゃくちゃ楽しそうにしてたのもよかったなあ。にこにこ。ここ配信で見直したいけど、シアコンにお金払うの悔しいから我慢しています。

 

 

楽しかった〜!!

さて、次は10月まで予定がないので、その間にワクチン接種をしたいのですが、まだまだ順番が回ってきません。

舞台「憂国のモリアーティ」case2 感想

こんにちは。舞台「憂国のモリアーティ」case2 観てきました。いつのまにか観劇から2週間経ってるし、公演期間も終わっていた!うそ…!

 

劇場

新国立劇場中劇場。はじめまして。ありがた〜い駅直結。特に夏は本当に助かる。もう暑くて外なんて歩けないの。座席の前後間隔が広すぎてびっくりした。7列目から段差あり。見やすい!ちゃんとした劇場だ……。すごい。でも、お尻は痛い。そして、トイレが少ない。

 

感想

前作が個人的に う〜ん…?って感じだったけど、今回はおもしろかったです。めちゃくちゃ回る。

 

内容はホープ→列車→銀行→ホワイトチャペルだったかな…。前作よりかなりわかりやすく感じた。けど、前作でやりました!おさらいです!って顔してノアティック号の話をOPにぶち込んできてて、びっくりした。どうして急に螺旋階段を見ているの…。

 

「catch me if you can」のシーン楽しみにしてたんだけど、みんなが一斉にオペラグラスをザッと構えるから、何故か「私はオペラグラス使わないぞ…!」と謎の対抗心が生まれました(どうして??)ウィリアムのキメ顔の後に盆が少し回って上手から中央にスーッと移動する謎の間がおもしろかったです。正直、ここは期待しすぎちゃったかな……という気持ちが大きい。

 

ホワイトチャペルの終盤、殺陣で乱れた前髪をさらりと整えつつ口元をにやりとさせていた、ウィリアムにときめいた。単純のなので殺陣があると「かっこいい〜〜!」ってきゃぴきゃぴしちゃうから困る。でも、少し冷静になると殺陣は他の舞台でも見れるから別のところでときめきたかったな……と夜中に鬱になる面倒なおたく。そこでもウィリアムらしさを感じられたらよかったなあ…。私が気が付けなかっただけかな。まあでもかっこよかったからいいや!!

 

 

おもしろかったんだけど、推しのおたくとしてはいまいち盛り上がらなかったな〜〜という感じでした。そんなときもあるよね!

 

ぽかぽかWinter -エーステ 冬単再演-

 

こんにちは。

「MANKAI STAGE『A3!』~WINTER 2021~」を、ついに!やっっっっと!観ることができました!

 

 

劇場について

会場は初めましての立川ステージガーデン。東京駅から40分くらいかかるし、すぐ近くにIKEAがあるので田舎なのかと思っていましたが(ド偏見)、駅から会場に向かう一本道に食べ物屋さんがたくさんあって、意外と栄えてるんだな〜と思いました。

座席は一階の段差なしエリアの後方下手の本当に端の端って感じで、うわ〜…と思ったのですが、斜め前が空席だったのでそこそこ見えました。ただ、一幕劇中劇のときだけそこに人が座っていて、舞台中央が何にも見えなくて、もう…イヤッ!ってなりました。ずっとこれだったら耐えられないよ…わたし……。でも、ここにはまた来ることになりそうだから、仲良くしなきゃね。うーん、そうだな〜、いいところは座席の前後間隔が広いこと。今は、それだけ。

 

 

 感想

「俺たち冬組の芝居、見ててくださいね。カントク!」からの雪がひらり、からの♪Brand new worldで「私、いま冬単を観てるんだなあ...」なんてぼんやり思った。そうしたら、各組のロゴが付いてるMANKAI カンパニーです!って感じの枠(?)の照明がじんわりと明るく光って、それを見て「ああ…暖かいな〜〜……」って胸がぎゅっとなりました。とても暖かい冬でした。

今回、照明がとっても綺麗じゃないですか??私が好きなのは、ミステリの志岐さまが襲撃されるシーンの薄暗い感じからの、相馬さんの顔を照らす明かりの感じとか。第二幕で丞と東さんが一緒に見る朝日が登って光が部屋に差し込む感じとか。初演から変えているのか、映像だけでは感じられなかっただけなのかは、よく分かりませんが、とっても綺麗で新しい発見でした。

 

 

 ◆ミステリ

いい……!もっと好きになった。

「刑事さんが犯人とは痛快でした」のとき、後ろで椅子を段の上にセットしている鷺島の手つきが丁寧で、執事らしくて、かっこよくて、きゅん…とした。いや〜、あの執事衣装とっても好き。

静馬さんと相馬さんの演技が初演と違った気がした。静馬さんはどっしりと構えたより落ち着いた印象になっていて、そわそわと落ち着きがなくて怪しい最初の相馬さんとの対比がよりはっきり見えてきて、おもしろいな〜と思いました。相馬さんはクズっぷりがパワーアップ!ドンドンドン!初演と比べて開き直り具合がすごくて、うわ!やだ!嫌い!って思いました。草薙嬢かわいそう…。

頭が悪いので、「相手の気持ちになって考える」はラストの「愛される兄に殺されることを選んだのかもしれませんね」に効いてるんだなあ〜〜〜と今更気がついたよ。なるほどな〜〜〜〜。

 

 

◆真夜中

歌がうまくなっている…!特に玲央、♪君の血が誰より「欲しいんだ…」とかセリフっぽくなってたり、歌に感情がすごい乗っててよかった。

泉さんは初演のときは好青年って感じだったけど、今回は何というかその辺にいそうな大学生って感じがした。あとは、本性を表したあとの演技が結構変わってて、初演は狂気って感じだったけど、今回は吸血鬼に対する憎悪の感情が見えてとても印象に残ってます。この人は吸血鬼に親でも殺されたのか??気になる。泉さんのスピンオフお願いします!綴先生!!このあたりは、そのときの気分(?)によって違いそうだから、また今度観るのが楽しみなところのひとつ。

フランツは喋り方から人間じゃない感が増してて、この対比から玲央は人間寄りの吸血鬼ってことが見えてきて、ほォ〜〜〜ン…と新たな発見があった。あとは、足をぷらぷらさせて座ってるところがかわいいです。

玲央の青いマグカップに泣すがる浩太、大好きなんですよねえ…。マグカップ以外にも歯ブラシとか玲央用のものが家に残されてるんだろうな〜〜って思ったら……。う〜。

 

 

ご機嫌な紬さん「コーヒー買ってきたよ〜ん」??

 

 

♪to bloom… やっと聴けたよ…!やったね!

 

♪13月 紬さんのクソデカ「フォー!シー!ズンズ!マンカァイ!!」を聴くと本当に顔がにこにこしてしまう。いっぱい声出してくれてありがとうね。

 

 

今回、咲也くんと雄三さんが追加されて紬さんの冬組の関係性、距離感に対する悩みの部分が深掘りされていてよかったなあ、と思いました。とても意味のあるいい追加でした。

紬さんはいつも首を痛めたポーズをしているね。

 

 

再演だけど、変わっているところがいろいろあって新鮮な気持ちで楽しめました。本当に楽しかったし、元気いっぱいになりました。

 

卓 球 戦 国 時 代 -フェクステ-

こんにちは。

GWの予定は全てなくなってしまいました。こんなことに慣れたくないけど、あんまり悲しく感じないようになってしまいました。だって、もう、チケット払い戻すの何回目??

でも『FAKE MOTION -THE SUPER STAGE-』をギリギリ観に行けたので、感想です。

 

会場はお久しぶりのステラボールです。前回の観劇がステアラだったので、視界が超良好で感動しました。段差がある!誰の頭とも被らない!すごい!!

 

 

卓球戦国時代、治安悪すぎてめっちゃ笑っちゃった…。笑うの我慢して肩がぷるぷるしてたかもしれないです。ごめんなさい。なんというか、おかしくて元気が出てくるタイプのやつです。これは配信でひとりでゲラゲラ笑って観る方が楽しいかもしれない。

初っ端に転校生、織田くんが「職員室どこ?」って現れて急に歌い出すシーン、めちゃくちゃダサくて最高に気分が高まりました。あとは、光るレインコート(?)と50㎏の扇子(?)が好きです。

ストーリー的にはドラマの過去編とほぼ同じ内容で、そこに歌とダンス、そして光と映像のすごい演出を盛り盛りに乗せたって感じでした。

ある意味楽しいんだけど、もう一回観たいかって聞かれたら、それはどうかな。これに15000円って言われると、無理!うん。

まあ、でも、一回だけなら、推しが踊ってるかっこいい姿やいろんな表情を見れたから、全部オッケーになっちゃうんですよね。

 

 

さて、次は冬単です。やっっっと観れる!って喜ぶのは当日着席してからにします…。大丈夫かな。

 

心は12000回転くらい -刀ステ 天伝- まとめ

こんにちは。「舞台『刀剣乱舞』天伝 蒼空の兵 -大坂冬の陣-」が大千秋楽を迎えました。いやあ〜〜終わってしまいました……。いろいろあったけど、ちゃんと終われて本当に本当によかったです。

なんかいろいろ考えたりもしたけど、私は頭が悪いから、めちゃくちゃ楽しかった!ってことを残しておきます。もうそれでいい。舞台の感想、ステアラのこと、遠征のこと…いろいろまとめてます。

 


舞台の感想

諦めて払い戻したり、急きょチケットを追加したり、いろいろあって当初の予定の半分くらいしか観に行けなかったけど、舞台上から放たれる凄まじい熱量や気迫と、アトラクションみたいに回転する客席に毎公演ドキドキワクワクして「いま最高に生きてる」って感じがしました。

ドキドキするところたくさんあったけど、私はまんばちゃんvs弥助のシーンがとっても好きでした。その前のラッセイラッセイ360°大回転殺陣のシーンが楽しすぎて、本当に心臓がバクバクして、そこからのまんばちゃんと弥助の鬼気迫る一騎打ち。感情大爆発って感じなんだけど、どれも同じものはなくて、私ひとりでは受け止められないくらいのたくさんの熱量を毎公演感じました。ただ座って観ているだけなのに、すごく体力を持っていかれた...。

弥助の「失う悲しみを知らないから…」ってセリフ、私が最初に観たときは「怒り」って感じがしたんですけど、だんだん「悲しみ」って感じに変化してて、泣きそうになってしまいました。天伝でよく出てくる「間に合った」っていうセリフ。秀頼さま、家康、信繁は「間に合った」だけど、弥助にとっては信長さまを助けられなかった後悔から始まる、ずっとずっと「間に合わなかった」の物語なんだよね。う~~わ……。

さて、これに対するまんばちゃんの「失う覚悟ならできている」は本当に毎回どれも違う感情が乗ってて、ここでも「生きてる」って感じました。生命のきらめきです。私の心にクリティカルヒットしたのは、マントの裾をぎゅっと握り締めて、声を絞り出すような「失う覚悟ならできている...」からの、覚悟を感じるとても力強い「前を向いて歩いていく!!!」です。マントをぎゅっとするから、私の心もぎゅってなっちゃったよ...まんばちゃん......。なんかすごい、ずどーん!どっかーん!って感じで痺れました。とっても好きだった。楽しかった。ありがとうございました。

とっても楽しかった!いろんな要因があれど、最終的に行かないって決めたのは自分なのに、公演が始まったばかりの頃は推しの公演終わりました!のTwitterやブログ更新にさえ「😡」っとして、しょんぼりしてました…。でもやっぱり諦め切れずに観に行ったら、たくさんのパワーをもらえたし、頑張ろうって気持ちになれました。やっぱりこれがいちばんの心の栄養。

 

 

ステアラのこと

ステアラで刀ステやりますって発表されたときから、座席のことをボロクソに言われていたので、びくびくしていたのですが、そこまで最悪!みたいな席は引きませんでした。このご時世もあり空席が多かったので、上手と下手どっちか片方だけが前列の人の頭と被って見えないくらいでした。センターは毎回ちゃんと見えてた。満席になったらもっと見えないんだろうな…。

私がいちばん好きだったのは初回に座った16列39番!左側が通路で遮るものが何もないので、下手とセンターはばっちり見える。さらに上手もなぜか見える。斜め前が空席だったからかもしれないけど記憶がなくて…、奥底で眠っているのかもしれませんね(?)列はちょうど真ん中あたりで、そんなに遠く感じないし、左右のスクリーンも含めて全体がちゃんと見えて、初めて観るにはぴったりな位置で好きでした。

その後にちょっとズレた18列41番に座ったときは上手が全然見えなくて、特に清光の「いい加減にしろ!」がおもしろいくらい前の人の頭とすっぽり被ってて、何でだよって思いました。ちょっと座る位置が変わるだけで、だいぶ見える範囲が変わってくる、そんなステアラでした。あ!尻問題について、私は昼夜は全然大丈夫だったけど、昼夜昼は無理でした。痛い。

あと、トイレがいっぱいあった!当たり前だけど、後方の階段を降りてロビーに出たほうが早くトイレにたどり着けます。前方からドーナツ部分を通っていると、たどり着く前に「まもなく第二部が開演します」ってアナウンスが聞こえてきてちょっと焦る。絶対に「間に合う」んですけどね。

 

 

遠征のこと

今回の気づきは感染リスクを減らす遠征はめちゃくちゃお金がかかるということです。遠征おたくにとって交通費と宿泊費はいかに抑えるかが勝負なのですが、もう今回はそんなこと言ってられなくて、元気に生き抜くこと、それが全てでした。新幹線はいちばん早いのぞみにして、高いけど会場にいちばん近いホテルに泊まって、外でごはん食べるのを我慢して、すぐに帰る。こんなことしても意味がないかもしれないけど、とりあえず…という気持ち。

お金のことを抜きにしたら、やっぱり遠征は楽しいです。夜の豊洲がキラキラしてて綺麗だったり、ひとりでツインベッドのお部屋に泊まってはしゃいだり。そして観劇後にホテルでひとりで食べるコンビニごはんとお酒は世界でいちばんおいしい!!

でも、外食を控えるのは普通にお腹が空きすぎて死にそうだったので、次に東京に行くときは大好きなみはしのフルーツクリームあんみつ白玉乗せを食べるって決めています。楽しみ。

 

 

 

 

とにかく、楽しかった!きっと青空を見るたびに天伝のことを思い出すのでしょう。何度でもたくさん思い出したいから、いい天気でいてね。

そして、もうすぐしたら无伝が始まるって……嘘でしょ。

 

 

どんより蒼空 -刀ステ 天伝-

【ネタバレあり】

こんにちは。「舞台『刀剣乱舞』天伝 蒼空の兵 -大坂冬の陣-」を観て思ったことや考えたことをぽつぽつと残しました。産地直送採れたて新鮮感想なので、いろいろとおかしいです。

 

 

 


・におい

「同じにおいがする」ってとっても人間らしい表現だなあ…って思った。そんな表現をさらっと言えるようになったまんばちゃんも、それをちゃんと理解できる清光も、だいぶ「心」というものに慣れてきたというか…人間らしくなったというか…。一方で「におい」がわからない太閤ちゃんは未来から来たと言えどこの二振りに比べたらまだまだ刀剣男士初心者って感じでかわいいね…。

 

 


・国広と清光

この二振り「国広」「清光」呼びなんですね…ふぅ〜ん……へえ〜〜〜………。この距離感と信頼関係に「うわ〜〜〜」って頭抱えた。やられました。

長谷部はまんばちゃんにとって戦友でずっと一緒に同じ道を走ってきたって感じだけど、清光はたまに道が交わったときに一緒に歩いてくれるって感じ(?)「近侍変わってやろうかって何度も言いそうになったけど、それはなんか違うな〜って…」「国広を支えようとして本丸のみんながまとまっていく」なんだかすごくグッとくるセリフがたくさん聞けた。清光、今作で初めて出てきたけど、ずっとこの本丸にいて、ずっとまんばちゃんのこと見守ってくれてたんだね…。ただ、この清光は初期のうじうじしたまんばちゃんとはめちゃくちゃ相性が悪そうで、その頃の関係もちょっと見てみたいな…って思った。

こことっても良いシーンなのですが、謎のサービスシーンでもあるのでみんなが同じタイミングでオペラグラスを構え始めるからおもしろい。ミュージカルのほうで清光のいろんな格好を見てきたけど、ジャケットオフと真剣必殺姿を2.5で見るのって初めてだから「えっっっ…なにこれ??見てもいいやつ???」っておかしくなった。こんなの恋に落ちてしまう…。

 

 


・帰ってこなかったまんばちゃん

エッッッッ…………。それを知ったうえでまんばちゃんは慈伝で旅に出る決意をしたのか??清光はどんな気持ちでそれを送り出したの???

「また未来で会おう」

これから三日月とするであろう約束のことで頭がいっぱいになっちゃうかもしれないけど、太閤ちゃんと交わしたこの約束のことも忘れないで。約束はちゃんと守ってね。どんぐりのことも忘れないで。

 

 


・諸説に逃す

これをミュージカルの三日月は「歴史のうち」「救い」と言っていたような…。でも、ステではこれも歴史改変に含まれるっていうスタンスなんだね。守るべき歴史が変わらないのなら別にいいのでは?と私は思っちゃったけどダメですか??

「秀頼は信繁と大坂城を抜け出し鹿児島に逃げ延びた」っていう諸説。その真偽はわからないけれど、その噂が広まったり歌が残っていたり…そこには人々のすごく強い「願望」がたくさん込められているということ。これってなんか刀剣と似てるなあ……なんて思った。刀剣男士も本当かどうかわからないような「逸話」に込められた「想い」や「願い」から成り立っているんだと思う。歴史における諸説を認めないということは、刀剣男士としての自分の物語も認められなくなるのでは??原作のほうで修行に出た山姥切国広くんは、山姥を斬ったという伝説について「人間の語る伝説というものは、そのくらい曖昧なものなんだ。」と手紙を書いているし… その曖昧を全部殺したら刀剣男士は存在できなくなるんじゃないかな…。う、う〜ん…?この話は考えてもよくわからないので、おわり!

 

 


・蒼空

「豊太閤は蒼空みたいな人だった」って聞いてもあまりピンと来なくて「…そう……なんですか?????」という感じだった。感動ポイントっぽかったけど私の頭の中は「???」がいっぱいだったよ。私の理解度が足りてないから???

 

 


・失う覚悟

ソイヤソイヤからのまんばちゃんvs弥助。「歴史のままにあることを強いてきた」「失う覚悟ならできている」とか言うから「そんな自覚あったの???」「覚悟してたの???」とは思った。ちょっと待って!私のこと置いてけぼりにしないでよ!まあ、覚悟ができていても受け止められるって訳ではないからね…ごにょごにょごにょ……。

まんばちゃんそんなこと考えてたんだ?となんだか衝撃的なシーンでした。この「失う覚悟ならできている」って言うときの照明が印象に残っている。白い光が一本まんばちゃんに向けられてるんだけど、その途中でセットの古寺の障子(?)に遮られて一本の光がたくさんの光に分かれてまんばちゃんに降り注ぐ。まるでワッフルみたい!

「歴史のままにあることを強いる」という言葉も宗三さんの手にかかれば「歴史のままにお過ごし下さい」という美しくより残酷な言葉へと変わります。

 

 


・刀剣男士になれなかった何か

信長さまを見殺しにした刀剣男士が許せなかったけど、最期は刀剣男士に「過去に飛んで信長さまを救ってほしい」という自分の想いを託して死んでいった弥助。でも結局それさえも叶わなかった。あまりにも報われない…。

刀剣男士になれなかった何かは悲伝の鵺のプロトタイプっぽいんだけど、なんで今回はダメだったのに鵺は顕現できたんだろう??「名前」なのかな??鵺も最初はごっちゃごちゃな不安定な存在だったけど、義輝さまに「時鳥」って名前をもらった途端にスッと整った。信長さまに縁のあるあの子にも名前があれば、よかったのかもしれないね…。弥助切なんとかみたいな。そうしたら、番傘に名前を書いてもらってEDでみんなと一緒に踊って番傘くるくるできたかもね(?)

 

 


・歴史は変えられるのか?

真田十勇士がみんな自害するシーン「うわあああ」と思ったけど、それで刀剣男士を顕現させようってのはさすがに無理じゃない??と冷静な自分もいる。審神者の手ないから代償だけじゃダメじゃない?弥助に何も聞いてないんか??

自らの命を断つことによって歴史に抗おうとする信繁だけど、本当にこれで歴史は変わるのかな??大千鳥十文字槍が信繁の身代わりとして夏の陣を向かえるという展開になるみたいだけど、信繁には影武者がたくさんいたっていう「諸説」があるそうで…。結局、信繁が冬の陣で死んだことも諸説に飲み込まれて歴史は何も変わらないんじゃないかな…。影武者が多くて本人が死んだかどうかわからないから、もしかしたらどこかで生きているのかもしれないって生存説が生まれて、秀頼と鹿児島に逃げ延びたっていう噂に繋がるわけだし。歴史は変わらない。そもそも歴史を変えるなんてできるのか??そんな話を悲伝で三日月がしていたような気がするけど、どうだったかな。そうであるならば、歴史の前では人間は等しくあまりにも無力。

 

 


・どんより蒼空

よーし!歴史守った!空が青くて綺麗!帰ろ!ってなんだかいい感じに終わろうとしてるけど、全然いい感じじゃないからね??ちょっと、待って!信繁死んでるよ!みんなが守りたかった冬の陣とちょっと違うんじゃない?ねえ!!!!

「これでいいのか…??」って私の心の中は曇り空でもやもやしてるよ…。夏の陣どうなるんだ。だけど回転する刀ステが楽しすぎるから、もやもやより楽しかったの感情が勝つ。

 

 

 

おわり。

 

あと配信と、まだチケットも手元にあるので何回か観てもう少しまともな考えにできたらいいな…。なにより、一期一振さんについてなにも書けていないので、そこのところを考えたい。天伝を観て、私は彼のことを何も知らなかったんだな…と思ったので、言葉にすることがとっても難しいです。(お前は一期一振のなんなんだ)

ずっとここにいたい -刀ステ 天伝-

こんにちは。

「舞台『刀剣乱舞』天伝 蒼空の兵 -大坂冬の陣-」 やっっっと観に行きました。

 

 

頭の中空っぽにすると「ドキドキでワクワクで最高に生きてるって感じ!」みたいな頭悪い感想しか出てこない。めちゃくちゃ楽しかった。

 

 

終盤のアレが楽しすぎた。

スクリーンいっぱいの青空が左右に分かれて舞台フルオープンからのソイヤソイヤ360度回転殺陣祭りが始まるところめちゃくちゃテンション上がって頭おかしくなるかと思った。こんなの見せられたらみんなおかしくなっちゃう。どこを観てればいいのかわからなくて、膝の上でオペラグラスをぎゅっと握りしめてただただドキドキしてました。「俺はここだッ!」って滝(?)から出てくるまんばちゃんおもしろすぎる…なんでや……ソイヤ!ソイヤ!

 

 

いや、もちろん楽しいだけでは済まないんですけど、あれこれ考えると頭の中が「???」だらけになっちゃうから、とりあえずとっても楽しかったこと、客席でドキドキワクワクしたことを忘れたくなくて…。なんだかすごいエネルギーをもらった気がします。観に来てよかった。また明日から頑張るね。

 

 

 

もう少し中身のある感想もまとめたいけど、今日はこれで終わり。